ユニ・チャームの2021年12月期第3四半期累計業績は、売上高は前年同期比7.0%増の5718億7800万円、コア営業利益は9.3%増の974億1700万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は54.6%増の619億4800万円と引き続き増収増益となった。

セグメント別では、パーソナルケアでははフェミニンケア、ベビーケアなどが牽引し、売上高は7.0%増の4926億6900万円、コア営業利益は10.2%増の861億8800万円だった。

ペットケアの売上高は8.5%増の748億700万円、コア営業利益は3.1%増の108億1800万円だった。

所在地別では、日本が売上高1.4%増の2130億円、コア営業利益は3.2%増の439億円、アジアが売上高11.7%増の2684億円、コア営業利益15.2%増の433億円だった。日本においてはウェルネスケアとペットケア、フェミニンケアが好調だった。アジアでは中国が好調を維持したのに加え、東南アジアとインドが回復基調にあることが追い風になった。

2021年12月期通期業績は、売上高5.8%増の7700億円、コア営業利益3.7%増の1190億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は43.3%増の750億円と、前回公表数値を据え置いた。