サンギは、2017年12月にドイツで設立した現地法人SANGI Europe GmbHを通じて、高機能歯みがき剤「アパデント」「アパガード」の販売を18年6月より、チェコ・ポーランド・スロヴァキア・ハンガリーを中心としたEUで開始した。

同社の歯みがき剤全商品に配合されている「薬用ハイドロキシアパタイト」は、リン酸カルシウムの一種で歯や骨の主成分である「ハイドロキシアパタイト」を、歯みがき剤に配合するために同社が研究・開発した成分だ。フッ素とは異なり、直接歯を再石灰化する作用を持つ「ハイドロキシアパタイト」は海外でも注目を集めており、EUにおいても「ハイドロキシアパタイト」配合の歯みがき剤市場は成長している。7月にイギリス・ロンドンで行われる第96回国際歯科研究学会(International Association for Dental Research:略称 IADR)では、ナノ粒子ハイドロキシアパタイトの歯科応用をテーマにした初のシンポジウムが同社主催で開催され、研究発表も予定されている。

販売するアイテムは、EUの現地規格に合わせた「アパデント」3アイテム(トータルケア60g/センシティブ60g/アパデントキッズ60g)と、「アパガード」3アイテム(Mプラス125g/スモーキン100g/プレミオ100g)。アパデントキッズは海外展開のみとなり、いずれの商品も日本で製造し、輸出をする。

同社はハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤のパイオニアとして、すでに販売中のロシア・カナダ・中国・シンガポール・韓国・タイ・香港に加え、海外販路をEUにも拡大し、同成分配合の歯みがき剤で歯の健康と美しさを守る提案をしていく構えだ。★