ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランド「DECENCIA(ディセンシア)」を展開するDECENCIAは、30~40代の花粉症の女性480人に対して、花粉症に関するアンケート調査を実施した。
その結果、代表的な花粉症の症状であるくしゃみや鼻水、目のかゆみのほかに、肌荒れの症状に悩んでいることが分かった。しかし、肌荒れに症状を感じているにもかかわらず、70%の女性が花粉症対策としてのスキンケアを行っていないことも明らかとなった。さらに花粉症対策についても半数以上が、花粉症の症状が出てから、対策を始めていると回答している。
花粉症の症状としてなぜ、肌荒れが起こるのか。それには、肌のバリア機能が関係している。バリア機能が高くキメの整った肌は、花粉等の外部刺激の影響を受けにくくなるが、冬は1年のなかで最も乾燥が起こりやすくバリア機能が乱れがちな季節。そこに花粉などの外部刺激が肌内部に入りやすくなることから肌荒れが起こりやすくなるのだ。
しかし、肌のターンオーバーには約1カ月間かかることから、花粉が本格化する前にスキンケアによってバリア機能の強化を図ることが不可欠だ。これらの結果を受け、同社は、肌荒れ予防として、バリア機能の立て直しを強化し、外部刺激から肌を守るコスメや食事によるバリア機能の立て直しを提案。
今後も、敏感肌専用ブランドとして、情報発信を強化していく考えだ。