「キーマン」とは鍵を握る人物、組織などの重要人物、中心人物のこと。
日本化粧品検定協会は今年、設立15周年を迎えた。化粧品を「感覚」ではなく、成分や皮膚科学などの知識に基づいて理解する場としてスタートした日本化粧品検定は、累計受験者数196万人を超え(2026年6月時点)、美容業界だけでなく一般生活者にも広く浸透している。小西さやか代表理事が見据えるのは、資格取得をゴールにしない次のステージだ。15年の歩みを礎とし、未来の美容人材の育成とJ-Beautyの発信を両輪に、日本の美容産業の新たな価値創造に挑む。

「検定」から「産業を支える人材育成」へ

――2011年の協会設立から15周年を迎えました。当初思い描いていた姿と現在を比べて、どのような手応えを感じていますか。

小西 正直に言うと、ここまで大きくなるとは思っていませんでした。最初は協会をつくろうとか、事業として大きくしようという発想ではなく、自分の仕事で培ってきた知識を生かしたボランティア活動の一つとして始めたんです。その後、13年に有料の検定としてスタートさせた頃には、「アロマテラピー検定のように、多くの人が学ぶ資格になればいいな」という目標を持つようになりました。その目標は数年前に達成することができ、現在では累計受験者数196万人を超えています。協賛・サポート企業数は660社以上、契約校数が240校以上と想像以上に多くの人に支持され、美容業界でも生活者の間でも、学ぶ文化が根付いてきたことを実感しています。

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