物流改革の難所に、花王と三菱食品が踏み込む。両社は、旭食品、あらた、トーハン、日本出版販売、PALTAC、三井物産流通グループ、メディセオを加えた9社で、共同配送コンソーシアム「CODE(Cargo Owners’ Data-driven Ecosystem)」を立ち上げた。食品、日用品、医薬品、出版にまたがる荷主企業が連携し、物流拠点から各地の納品先へ商品を届ける支線配送の効率化に乗り出す。
背景にあるのは、従来の物流を維持できなくなるという危機感である。トラックドライバー不足が深刻化する中、限られた車両と人員を各社が個別に使うだけでは、配送網の持続性を確保しにくくなっている。加えて、改正物流効率化法への対応も本格化し、荷主企業には積載効率の向上や輸送の効率化が一段と求められる。物流はもはや現場の改善課題にとどまらず、供給責任を果たすための経営課題になった。この認識が、花王と三菱食品を業界横断の共同配送へ向かわせた。
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