化粧品・日用品業界は2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻の対応に追われている。それは支援と事業という二つの側面からだ。
いち早く人道的支援を表明したのは資生堂である。3月3日に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に100万ユーロの寄付を決定。さらに全世界のグループ社員に募金を呼びかけ、UNHCRに届けるとともに、集まった寄付金額の同額を会社が上乗せするプログラムも立ち上げている。また、同9日には洗顔料などの商品5万個、社員や家族から提供されたベビーフードを含む生活必需品をUNHCRを通じて避難地域に送付した。
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