大手3社が攻めの戦略
紅麴問題は、拡大を続けてきた健康食品市場に大きな影を落とした。売り上げの増減以上に、「安心して使い続けられる商品なのか」という不安が広がったのである。定期購入を柱とする業界にとって、顧客の離脱は深刻だ。一度離れた利用者を呼び戻すのは容易ではない。2025年は、シェア順位にかかわらず、各社が信頼の回復と顧客のつなぎ止めに全力を注いだ一年だった。
健康食品市場は2000年代に急成長を遂げ、1兆2000億円規模に拡大。シェアをめぐるプレイヤーも顔ぶれを変えた。ドラッグストアなどの量販店に並ぶ商品が目に付くが、実際の業界構造は通信販売がメイン。全体の6〜7割が通販との推計もある。通販を中心にプレイヤーが多岐にわたるため、シェア構成は分散型で、中小企業の活躍も目立つ。商材、売り方など多種多様な要素が混在して共存しているのが、市場の実態である。
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