部屋用は若者へのアプローチ強化で上位2社がシェア拡大
コロナをきっかけに消臭芳香剤市場は、自宅時間の充実需要を追い風に拡大してきた。しかし2025年は、部屋用は縮小の一方、トイレ用は拡大。消臭芳香剤の基本機能の不快臭対策や香り需要だけでは満足せず、消費者はその先の空間演出を求め始めていることが明確となった。この変化に先手を打ったエステーと小林製薬が、市場縮小傾向下でもシェアを伸ばした。
25年の部屋用消臭芳香剤市場では、P&G、アース製薬がシェアを落とす一方で、エステーが微増、小林製薬が2ポイント以上も拡大した。エステーは高付加価値戦略を継続。「消臭力Premium Aroma」で香り重視、かつプレミアム感を求める顧客層の獲得が進み、それがシェア拡大に表れている。特に「消臭力」発売25周年の節目で、「過去と未来を繋ぐ」をテーマに「消臭力 玄関・リビング用」「消臭力 トイレ用」から「2000年の香り」と「2050年の香り」を同年6月に数量限定発売し、話題を喚起。さらに通年で販促を強化しブランド露出を高めたことが功を奏した。
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