部屋用消臭芳香剤は国内2社がリード
2024年の部屋用消臭芳香剤の市場規模は前年比横ばいの404億円。P&G、アース製薬がシェアを落とした一方で、エステー、小林製薬はシェアが拡大した。シェアを伸ばした両社は、香りニーズの高まりを受けた高付加価値品の積極的な投入が寄与している。
小林製薬は、紅麹問題の影響を受けることなく、1.4ポイントシェアを拡大し、トップを堅持している。2月10日の決算説明会においても「(紅麹問題は)日用品への影響がない」(小林製薬)と強調。広告を自粛しているにもかかわらず、シェアを伸ばしているのは、「消臭元」「ブルーレット」といったそれぞれの商品ブランドの知名度が高く、会社名以上に消費者に浸透しているからに他ならない。
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