COA(コア)
青木大地CEO(あおき・だいち)

銀座を中心にヘアサロンを展開。業界最速で美容室売り上げ日本一を達成し、自社プロダクトブランド「COA PLUS」と共に世界展開する。サロンのスタッフが手掛けるSNSの総フォロワー数は200万人超えで、技術だけでなくインフルエンサーとしても活躍。教育においても世界初の美容師向けVRカリキュラムを開発し全国の美容師、美容学生に教育を行う。他にも経営、商品薬剤開発、メディア出演、内装デザイン、社団法人理事、技術専門書出版、国内外セミナーと活動は多岐にわたる。

高度なスキルで来店客の笑顔や前向きな気持ちを引き出すスタイリスト、そうした人たちが活躍する美容業界に憧れ、この道に飛び込んだ人は多いはず。COAは、スタイリストを志した当時の憧れや夢を思い起こさせてくれる、そんなヘアサロンを展開する。集客や後進の育成、採用、店舗運営といった施術以外の業務の効率化で、スタイリストとしての本分を追求すると同時に、スタイリストが輝ける業界の在り方を改めて問いかける。現場重視のヘアサロンづくりにフォーカスするCOAの青木大地CEOに話を聞いた。

カリキュラムのバーチャル化で技術レベルのベースを均一化

COAが最も大切にしているのは、現場のスタイリストが輝いていること。そのためには一人一人のお客さまに向き合うというスタイリストとしての本業に集中できる体制を整えると同時に、スタイリストそれぞれの活躍に見合った待遇の提供、つまり利益をしっかり現場に還元する必要があると考えています。そこでまず、COA GINZAの出店資金の大部分を自己資金で賄うために、ヘアケア商品や施術で使う薬剤の開発・販売からスタートしました。大型店を出店するときには銀行の借り入れなどの融資が開店資金の大部分を占めているのが一般的でしたが、それでは現場に利益を還元しにくいからです。COAでは、それ以外にも人気スタイリストのセミナー、コンサルティングなど、多様なサービスの提供で利益を創出できる仕組みをつくっています。

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