景品表示法が沈黙を続けている。新たに導入されたステルスマーケティング告示での違反処分は目立ったが、そのほかの処分件数は年度末が近づいても低調なままだ。毎年、3月は処分が多く、帳尻あわせを図る可能性はあるが、大手通販の関係者は「行政も交通違反の検挙と同じで実績主義。それを鑑みると不気味なほどの沈黙」と首を傾げる。背景に何があるのか。

2024年度(24年4月〜25年2月)までの景品表示法違反による措置命令は11件。景表法では社名公表等を伴う措置命令のほか、「警告」「注意」があるがこれらは、原則的に非公表。このため、措置命令がメルクマールとなる。

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