空間除菌の表示がまた法に触れた。1月末に消費者庁が興和、中京医薬品、ピップ、三和製作所の4社が行っていた空間除菌を標ぼうする製品の表示について、景品表示法違反であるとして、再発防止などを命じた。空間除菌では大幸薬品が2度景表法違反で処分され、直近では約6億円の課徴金を科せられた。こうした経緯の一方で、問題表示が散見されることへの消費者庁の強いけん制とも言え、このタイプの製品の表示には十分注意する必要がありそうだ。
「またも空間除菌。大幸薬品のケースを甘く見過ぎているのではないか。消費者庁の怒りも垣間見える」。景品表示法に詳しい関係者は今回の4社の事件をこう評する。
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