未婚化、晩婚化で出生数は減少の一途

少子化が加速する日本において、子ども向けスキンケア市場は、どこまで拡大できるのか。国内、海外の官庁、企業、団体が示すデータから、その市場の実態とポテンシャルを考察する。

2024年9月17日、厚生労働省は「令和5年人口動態統計月報年計(確定数)の概況」を発表した。その中の「合計特殊出生率」を見ると、全国値が「1.20」であった。一般的に人口を維持するには「2.07」程度の値が必要になるとされている。最も値が高い沖縄でも「1.60」しかなく、人口がトップの東京に至っては全都道府県で唯一1.0を下回る「0.99」。日本は「超少子化」の真っ只中にあり、今後も人口減は続く見込みだ。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン