3ステップの商品で肌を健やかに保つ

小学生にスキンケアは必要か。この問いに一つの答えを提示したのがファンケルである。同社は2024年12月17日、小学生のためのスキンケアシリーズ「クリアアップ」を発売。泡洗顔料「泡洗顔料」と、洗顔後の肌をうるおして皮脂バランスを整えるジェルミルク「ジェルミルク」の2品を市場に投入した。いずれも小学生、特に高学年を対象とした商品である。ファンケル化粧品事業本部化粧品事業推進部化粧品事業推進グループの板坂ひとみ課長は、「きれいに見える小学生の肌にも、実はニキビや肌荒れの原因が隠れている」と指摘する。

成分へのこだわりだけでなく、小学生が使いやすい容器を採用した

ファンケルの調べによると、小学生の肌は、大人に比べて水分量が約3分の1、皮脂量が約5分の1と少なく、乾燥しやすい。水分と油分を守りながらやさしく洗い、補うケアが必要だという。一般的にスキンケアは、皮脂の汚れを落とす「洗う」、乾燥をケアする「うるおす」、太陽光などの刺激を防ぐ「守る」の三つを重視する。だが、この三つをカバーする小学生向けをうたう商品はほとんどない。ファンケルは、発売済みの泡洗顔料とジェルミルクに加え、この春にクリアアップからUVケアを発売する予定だ。これで「洗う」「うるおす」「守る」をカバーする3品がそろうことになる。

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