資生堂は、エイジングケアブランド「エフェクティム」から先端皮膚科学研究に基づき開発された 「クイックフェイシャル トレーナー(美顔器)」(5万9400円)、「アミノプロテイン クリーム」(50グラム・9900円)を2025年6月1日に全国の化粧品専門店を中心に発売する。これに先駆け、5月21日に東京・銀座の資生堂花椿ホールにて新商品発表会を開催した。
発表会の冒頭、エフェクティムの土井裕司事業開発部長兼ブランドマーケティング部長が登壇。ブランドの歴史や概要、新商品の開発背景や特徴について説明。また、新商品発売に合わせ、エフェクティムでは新たな美しさの概念として「肌姿勢」を提唱することを示し、美顔器と化粧品の掛け合わせで美容にできる限界(外見的な美しさ)を超え、自信(内面からの美しさ)を届けていくことを明らかにした。
続いて、資生堂みらい開発研究所 新領域価値開発センター(研究領域; デバイス開発)の徳重麻呂氏、エフェクティム ブランドマーケティング部プランニング&エグゼキューションGの原美保氏がセッション形式で従来のEMSと今回新商品に採用した「干渉波EMS」の違いなど、採用した技術について説明した。
発表会ではタレントの藤本美貴、バービーをゲストにトークセッションを行い、新商品の良さを伝えた。
「クイック フェイシャル トレーナー」は、通常のEMSエネルギーとは異なり、独自開発の新技術「干渉波EMS」を搭載することで、肌表面のピリつきを軽減し、美顔器に触れていない目元や口元などの広範囲の表情筋にアプローチ。マッサージされているかのような心地よい新体感を実現している。「干渉波EMS」は、2対の電極から異なる周波数の電流を2種類流し、電流と電流が互いに干渉する(重なり合い相互作用する)ことで、より大きなエネルギーを生み出す設計。先端皮膚科学研究に基づいて開発された同商品は、たった3分でビューティーリフトへ導く。ハンズフリーのヘッドセット型なので、日常の生活シーンに取り込みながら、無理なくケアを続けられる。顔の筋肉を鍛えるトレーニングモード、顔全体をマッサージのように揉みほぐすリラクシングモード、そしてどちらのモードもバランス良く体感できるスタンダードモードの3種類のモードを搭載。自身の肌状態や気分に応じて、好みのモードを選ぶことが可能だ。エネルギーの強さ(レベル)は、5段階から選択できる。
「クイック フェイシャル トレーナー」と一緒に使う「アミノプロテイン クリーム」は、真珠タンパク・アミノ酸・グリセリンなどを新配合したアミノプロテインコンプレックスに加え、Bouncing コンプレックスAやMSLコンプレックスなど、さまざまな美容成分を厳選して配合。肌の環境を整え、ハリ満ちる若々しい印象をもたらす。