ライオングループでペット事業を手掛けるライオン商事は、2018年春の新製品発表会を2月26日に、東武ホテルレバント東京(東京都墨田区)で開催。2月28日から発売する犬用オーラルガム「PETKISS 食後の歯みがきガム」シリーズやプレミアムボディケア「クイック&リッチ」シリーズの新製品など、6ブランドから7品11種が紹介された。冒頭、2018年1月に就任した川島元樹社長が登壇し、17年の概況と18年のマーケティングテーマについて説明した。
ペット用品市場は、主に犬用の用品を中心に構成されており、16年まで拡大傾向にあった。しかし、犬の飼育頭数が大幅減少したこともあり、17年は前年比98%と縮小に転じている。一方で、ライオン商事の成長率は、同102%。ライオングループの知見を活かすことで、ペットのオーラルケア、ボディケア、トイレタリーカテゴリーが好調に推移し、売上げを大きく牽引している。川島社長は「当社の取り組むテーマは『清潔・衛生・健康の習慣化サポートの実現』。世帯人数の減少やストレスが増大する時代となり、人はますますペットに癒しを求めています。人とペットの距離が近づくほど、ペットには、清潔、健康でいてほしいと思う。オーラルケアやシャンプーの習慣化を促す商品や啓発活動、コミュニケーションを積極的に実施し、人とペットの関係をよりよくすることで、幸せな暮らしができるように努力していく」と方針を述べた。
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