ライオンは4月17日、「デントヘルス」オーラルケアセミナーを東京ステーションコンファレンスで行った。歯を失うリスクを入れ歯から考える新シリーズ「デントヘルス デンチャーケア」を4月25日に全国発売したのに合わせたもので、冒頭、北海道苫小牧市で地域に根ざした歯科診療を進める「みかみ歯科・矯正歯科医院」の三上格院長が「義歯の洗浄と除菌の必要性について デンチャープラークコントロールの勧め」と題して講演を行った。その後、ライオンオーラルケア事業部の橋本みづきブランドマネジャーが新商品について説明した。
三上院長は、50歳以上の歯を失う原因の53%が歯周病であることを指摘するとともに、咀嚼能力と健康余命の関係、残存歯と咀嚼能力の関係、臼歯部咬合状態と低栄養リスクのデータを示し歯周病菌のケアの重要性を明らかにした。ケアの重要性は義歯の装着後も同じ。特に義歯の場合、口腔・唾液・咽頭の微生物が増加する可能性があることも説明した。
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