ナリス化粧品は、最高級スキンケアブランド「セルグレース」を10年ぶりに全面リニューアルし、2023年1月21日から全6品を発売する。研究開発に約8年を費やし、相反するものの融合によって実現した「デュプレ クリーム」や「コンク」(ふきとり用美容液)を投入。女性のさまざまな生き方を肯定する意味を込めた「しなやかに美しく。」をコンセプトに、最新の技術や三つの新成分を搭載した渾身のスキンケアとなっている。

商品の発売に先立ち、11月2日に新製品発表会を開催した。初代の「セルグレース」は10年の開発期間を経て、1995年にデビュー。その後はベースメイクアイテムも揃える、同社の核となる総合ブランドに成長した。白井章央執行役員は「今回で6代目の『セルグレース』が誕生しました。研究開発をはじめ、最高級ブランドである『セルグレース』に懸ける思いはひとしおです。現場は非常に盛り上がっています」と熱く語った。

マーケティング部訪販グループの吉住優子課長は、新「セルグレース」のコンセプトを説明。「研究開発の過程では常に、効能と使用感、しっとり感とすっきり感など、相反するものを両立させる壁が立ちはだかってきました。今回はその壁に立ち向かい、“相反するものの融合”にこそ真の感動が伝えられるという思いで研究開発を始めましました」(吉住課長)と語った。そして、これまでにない柔軟な発想や技術によって、相反するニーズを叶える2つのクリームを使用者が直前に混ぜる「デュプレ クリーム」が生まれたことなどを説明した。


「デュプレ クリーム」

続いて研究開発部研究開発課基盤技術研究グループの上田浩士リーダーが、新たに配合された3つの植物由来のオリジナル成分を紹介した。全商品に配合された、和歌山県新宮市産のテンダイウヤクの葉から開発したテンダイウヤクエキスは基底膜のゆがみとシワを改善、三重県熊野市の新種の柑橘である新姫の果皮から開発したニイヒメエキスはシミを改善、「デュプレ クリーム」に配合されたクミスクチンエキスは、たるみを改善すると説明。上田氏は「『セルグレース』のコンセプトを実現する、効果の高い三つの成分を開発することができました」と話した。

研究開発部研究開発課処方技術開発グループの浅井健史シニアリーダーは、二つのクリームを混ぜる新感覚の「デュプレ クリーム」について説明。200回を超える試作を重ねて開発した経緯やクリームの混ぜ合わせ方を紹介した。「二つのクリームを手の甲で5回混ぜることがポイントです。混ぜ過ぎないことで、肌が引き上がる感覚と柔らかい弾力感が両立します」と話した。また、ふきとり化粧水「コンク」では、新しい配合技術「親肌性iPF」を開発するとともに、感性を数値化する研究を導入。しっかりとしたふきとり感と保湿効果を両立させた。