ナリス化粧品は5月13日、「ネイチャーコンク 薬用 クリアローション」(200ミリリットル・918円〈参考価格〉)のPRイベントを都内で行った。同商品は、①角質ケア②洗顔③保湿④美白⑤美容成分の浸透⑥肌荒れ防止の六つの機能を持つ多機能ふきとり化粧水。2013年の発売以来、出荷累計が200万本を超えるベストセラー商品だ。同イベントは、「ネイチャーコンク」が19年3月に開始した「ふきとり革命プロジェクト」の一環であり、“産後のスキンケア事情”にフォーカスをあて、特に20~40代の母親に訴求するために実施した。
イベントの冒頭、ナリス化粧品リテール事業部マーケティング部マーケティング課の椋本美華ブランドマネージャーが登壇し、「通常のふきとり化粧水は、化粧水使用前に使うアイテムだが、『ネイチャーコンク』は一本でしっかりと保湿まで出来る。普段使っている化粧水と置き替えるだけで、角質ケアも保湿ケアもできて一石二鳥、つまり時短になる」とアピール。
続いて、同社リテール事業部マーケティング部の藤原亜紀部長の司会のもと、タレントの藤本美貴と俳優の杉浦太陽がトークショーを行った。二人の子どもを持つ藤本は、出産後に大きく変わったことの一つとして、「自分に使える時間が減った」とし、「スキンケアにかけられる時間は特に減って、少ないときでは30秒未満のときもある。『ネイチャーコンク』のような時短アイテムはママの味方」と語った。
また、杉浦が同商品を手の甲に使用し、角質のふき取りを実施。その量の多さに「手は顔以上によく洗っているのに、こんなに汚れが取れるとは。ママだけではなくパパにも使ってほしい」と語ると、藤原部長は「男性の中にはワイシャツの襟首が汚れやすい方もいると思う。首に使用していただければ汚れにくくなる。また、肘や膝の角質ケアとして使用することもおすすめ」と様々な使用シーンを提案した。
ふきとり化粧水の市場規模は2015年度では約170億円だったが、17年度には約194億円に増加している。ただ、「ふきとり化粧水の機能性は、まだまだ知られていない。非常に可能性のある市場」(ナリス化粧品営業戦略室担当部長広報課兼任の横谷泰美氏)と捉えており、「ふきとり革命プロジェクト」を通じ、ふきとり化粧水のさらなる認知拡大を目指す。