手指消毒剤で見せつけた花王の底力

コロナ禍でネガティブなインパクトを受けたカテゴリーがあるなかで、異常値ともいえる伸びを示したカテゴリーも見られる。新型コロナウイルス感染を抑えることを目的にマスク、手指消毒剤、ハンドソープ、ウェットティッシュ、キッチン用除菌剤といったカテゴリーの市場規模は倍以上の急拡大をみせている。

マスクは、2020年3月頃から欠品が相次ぎ、小売業各社は中国製のマスクをなんとか都合をつけて販売していた。その時には「市場規模は倍近くまで拡大する」といった声が関係各所から聞こえていたが、実際にはおよそ3000億円と約4倍。長年携わってきた市場関係者が予想を誤るほどの異常値だったことがうかがえる。気が付けば、最大カテゴリーだったシャンプー・コンディショナーを軽く抜き去り、小誌集計57カテゴリーで一気にトップに躍り出ている。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン