ポーラの「APEX(アペックス)」が深化する。ブランド誕生は1989年で、「一人一人に個性があるように、肌や細胞にも個性がある」と考えた、二人の研究員の思いから始まった。現在は動画・静止画を組み合わせたポーラ独自の肌分析に基づき、今の肌状態に合わせた成分・処方設計をセレクトして提案するパーソナライズブランドである。2024年7月発売の新アペックスは「365日、個肌対応」がコンセプト。23年12月末時点で肌分析データは2070万件、細胞を健やかな状態に保つプロテアソームの知見を応用し、肌に合わせて、洗い上がり、肌なじみ、テクスチャー、肌を守る保湿膜の種類、成分設計まで6品目、計75種類の幅広いバリエーションから商品を選択し、提案。健やかで、なめらかな透明感のある肌に導くという。

肌分析は、ポーラ独自の技術「モーションスキャンテクノロジー」を用いて肌状態をスコア化できるようになった。肌カメラによる水分測定と撮影(ほほ、口横、額)から肌のビッグデータをもとに分析し、今の肌状態を分析するだけでなく、今後、表れやすい肌の変化の兆しを多角的に捉える。

それに基づくパーソナライズ処方には、コアレジリエンス理論を採用。変化する日々の中で、芯を持ちしなやかに対応することが人としての美しさにつながるというアペックスの理論である。フルイド(化粧液・化粧水)、エマルション(乳液・クリーム)、バランシングオイル(美容液)に共通して、四つの保湿成分をポーラオリジナルで組み合わせた「PRO-APエキス」を配合。このほか、肌状態に合わせた成分設計のアイテムを提案する。

感触も個々の肌状態に合わせてセレクト。香りは透明感あふれるようなホワイトフローラルの香りを集めたブーケ調である。デザインのコンセプトは「日日是好日」。日々を大切に積み重ねていくことで、自分を信じられるようになり、新たな可能性が広がることをイメージしている。

また、ケアを楽しくサポートするポーラアプリ「肌ログme」を投入。過去2年分の肌分析結果を記録し、分析結果やケアアドバイスなどを振り返ることが可能。さらに分析により選ばれたマイアイテムの特徴や使い方などを楽しく知れるようなコンテンツを用意している。さらにアプリ内のキャラクターが会話を通してケアのモチベーションを高め、肌に良い生活の日常化をサポートする機能「CARE TALK」も搭載。会話以外にも、楽しみながらケアを継続する機能を提供する考えだ。


アプリ「肌ログme」をどのように活用するかは注目点だ

月刊『国際商業』2024年05月号掲載