良質な口コミを店頭にリアルタイム配信
大日本印刷の強みは、全方位のソリューション力にある。SNS施策と店頭施策を密接に連動させることで、化粧品売り場での体験価値を最大化。さらにお客の行動データを可視化し、分析。店頭での訴求効果を高めるPDCAも回す。体験価値に磨きをかけ続けることで、ブランド価値も高まるというわけだ。そして店頭施策で発生する廃材は、グループ企業と協力してアップサイクル（廃棄物や不用品を新しい製品にアップグレードすること）。SDGsの強化は、コーポレートブランディングに直結する。大日本印刷の総合力は、そう簡単に真似できないだろう。
同社が提案するリアルとデジタルの連動とは何か。例えば、SNS施策では、インフルエンサータイアップ、メーカー公式アカウント、流通公式アカウント、ターゲティングDSP広告配信を実施。一方、店頭施策では、流通店頭応募タイアップキャンペーン、売り場ARキャンペーン、サンプリング、閲覧者来店予測などの購買プロモーションを行う。
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