ホーユーは、女性黒髪用ヘアカラー&ヘアケアブランド「ビューティラボ」から、新製品「ビューティラボ カラーセラム わたしいろ」(全11色・1078円※編集部調べ)を9月14日に発売した。Z世代を中心としたセルフカラー初心者をターゲットに捉え、セルフカラー1000億円市場の再興を目指す。
ホーユーによると、若年層のセルフカラーに対するハードルとして「髪のダメージ」と「ムラ染め」の2点があるという。これらを解消するため、同品には従来品の約3倍のトリートメント成分を配合。手で簡単に伸ばせる乳液タイプを採用し、トリートメント感覚で塗布しながらトゥルンとした手触りと均一な仕上がりを実現する。カラーバリエーションは美容師の薬剤調合ノウハウを応用した全11色をそろえ、根元から毛先までツヤと透明感のある色調に整える仕様とした。
製品名やパッケージにはターゲット層の代弁者であるインフルエンサーの意見をダイレクトに反映。ブランド名よりもSNSで拡散しやすい愛称「わたしいろ」を前面に押し出す。
また、購買ハードルを下げる戦略として、従来のドラッグストア中心の販路に加え、Z世代の利用率が高いロフトの約120店舗およびロフトネットストアでの先行発売を実施。潜在ニーズがありながらセルフカラー剤の取り扱いが少なかったチャネルを開拓し、使い方動画や簡略化した取扱説明書を通じて使用ハードルの低減を図る。ホーユーの黒髪用セルフカラーをバラエティチャネルで展開するのは初の試みとなる。
「黒髪用の酸化染毛剤は、バラエティチャネルにとってもなじみのない商材。店舗スタッフが案内しやすいよう接客用のワードや説明書を全て用意するなど、ファーストコンタクトでの不安を払しょくする設計にし、細やかなサポート体制を構築しました。先行発売して約1カ月ですが実際に売れており、需要の高さを実感しています」(ホーユーコンシューマーマーケティング本部商品企画室岡田浩希課長代理)
この施策の背景には、若年層における黒髪市場の活性化だけでなく、将来的な白髪染め需要を見据えた顧客育成の狙いがある。10代後半から20代前半の段階でセルフカラーの成功体験を提供することで、30代後半以降に訪れる白髪ケアの際にもセルフカラーを選択肢として根付かせる「種まき」の役割を担う。
新製品の発売に合わせ実施した発表会の会場には、学校をモチーフにした体験型コンテンツや質感体験ブースを設置。KOLやインフルエンサーに向けて製品の機能性と世界観をアピールした。
学生生活のワンシーンでヘアカラーのワクワク感、楽しさを想起してもらう



























