アジュバンホールディングスの2023年3月期第3四半期連結業績は、売上高が前年同期比1.8%減の34億7900万円、営業利益は48.6%減の2億4200万円、経常利益は43.0%減の2億7300万円と減収大幅減益だったが、親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券の譲渡による特別利益の計上で0.9%増の3億3400万円となった。利益が大幅減となったのは、販売促進費、広告宣伝費、研究開発費などの増加が圧迫要因になった。

地域別売り上げは、国内が3.4%減の32億7700万円、海外が37.3%増の2億100万円だった。

各セグメント売上高をみると、スキンケア商品は、4.1%減の13億8800万円。新メイクブランド「rafuna(ラフナ)-base make-」を上市したものの、巣ごもり需要向けに前期上市した「INCHLOSS(フェイス&ボディクリーム)」が一服したこと、全身用日焼け止めおよびハイエンドジェル状美容液キャンペーンの今期未実施などにより前期を下回る結果となった。

ヘアケアは、4.6%減の22億1900万円。「Reベーシックライン」のリニューアル(商品廃棄ロス削減の為の初めての取り組みとして、リニューアル品の先出しを実施)によって、仕入れ・在庫調整が流通過程の一部で行われたことなどによりスタートに苦戦。前年同期を下回った。

その他は130.6%増の1億5400万円と拡大。ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITEDにおいてコロナ禍の影響が薄れ回復基調になったこと、2Cにおいて販促活動の実質スタート期となり、7月度より少しずつ顧客数が増加していることが好結果につながった。

23年3月期通期業績は、売上高13.1%増の50億500万円、営業利益が45.2%減の2億1400万円、経常利益は42.2%減の2億3100万円、親会社株主に帰属する当期純利益は21.1%減の3億1000万円と前回公表数値を据え置いた。