サンスターは、歯周病予防のブランド「G・U・M(ガム)」のうち、歯周医学に基づく新・殺菌アプローチとして歯周病菌の増殖原因まで殺菌する新シリーズ「ガム・プラス」から、ハミガキ「ガム・プラス デンタルペースト」(医薬部外品)、液体ハミガキ「ガム・プラス デンタルリンス」(同)を9月14日に発売する。

「デンタルペースト」のラインアップは、「ハーブミント」と「リフレッシュミント」(各120グラム・495円〈希望小売価格、以下同〉)。「デンタルリンス」のラインアップは、「スッキリ爽やかタイプ」と「低刺激ノンアルコールタイプ」(各450ミリリットル・935円、各900ミリリットル・1375円)をそろえる。

「ガム・プラス デンタルペースト ハーブミント」(左)と「同 リフレッシュミント」

「ガム・プラス デンタルリンス スッキリ爽やかタイプ」(左)と「同 低刺激ノンアルコールタイプ」

歯周病は、主に歯周病菌と呼ばれる菌によって引き起こされる感染症。従来、歯周病予防は、その歯周病菌を殺菌することに重点をおいて研究されてきたが、近年の歯周医学の進展により、歯周病は単に歯周病菌だけでなく、口腔内の複数の細菌との相互作用により発症することが分かってきた。

中でもF.n.(フゾバクテリウム・ヌクレアタム)菌は、細菌同士をくっつける作用を有しており、歯周病菌のすみかである歯周プラーク(歯垢)を作る上で、悪い働きをすることが明らかになった。そのような特徴からサンスターではF.n.菌を、歯周病菌を増殖させる”黒幕”と位置づけ、歯周病予防のために対策すべき菌として着目した。

研究を重ねた結果、今回発売する「ガム・プラス」シリーズでは、この黒幕にまで殺菌剤CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)を届ける処方の開発に成功。歯周病菌の殺菌に加えて、黒幕まで殺菌して歯周病菌が増殖しにくい口腔環境へ導く“先制殺菌処方”で、歯周病予防の新しいアプローチを提案する。