サンスターは、主力のオーラルケアブランド「G・U・M」「Ora2」からそれぞれ「G・U・M歯周プロケア」シリーズを1月18日に、「Ora2me」シリーズを3月12日に発売。オーラルケアカテゴリーでの戦略を再加速している。その一環で、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会が実施している「歯と口の健康週間」にあわせプロモーションを強化。新製品の売上拡大に弾みをつけ、成長を底上げする重要な役割を担うシリーズへと早期育成していく。
「G・U・M歯周プロケア」シリーズを発売以来、G・U・Mブランドは着実な伸びを示している。今年1～3月の第1四半期の同ブランドの推移をカテゴリーごとに見ると、歯磨が前年同期比105%、液体が97%、歯ブラシが102%、歯間クリーナーが103%と、市場を上回る実績となった。液体が減収となったのは、プロケアシリーズに重点投資を行ったことで、ボリュームゾーンである既存シリーズの動きが落ち着いたため。ただ、成長ブースターとして位置付けるプロケアシリーズの種まきが終わったと捉えることができ、第2四半期以降の成長につながるとみられる。
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