サントリーウエルネスは、大人の男性向けオールインワンスキンケア商品「VARON(ヴァロン)」を3月16日に発売。同日、リアルおよびオンラインにて発表会を開催した。

「VARON」は、生き生きと若々しく見られたいと感じている、40代以上のミドル・シニア層の男性におすすめの商品。長年の髭剃りや紫外線ダメージの蓄積、加齢などによって引き起こされる肌荒れを防ぐとともに、肌の乾燥、べたつき、くすみといった男性のさまざまな肌のトラブルに対応。潤いあふれる生き生きとしたエネルギッシュな顔の印象を実現する。商品名の「VARON」はスペイン語で「男性」を意味する「VARÓN」に由来。人生を力強く謳歌する男性を応援したいという思いを込めている。

最大の特長は、サントリーの長年にわたる研究によって開発した2種の独自美容成分を配合していること。具体的には、ウイスキー原酒の熟成に用いられる樽の木材種の一つであるスパニッシュオーク材から抽出した独自の「ウイスキー樽材エキス」をサントリーウエルネスの商品として初めて配合。肌荒れを防ぎ、しっとりとしたツヤ肌へ導く。そのほかにも、ウーロン茶葉から抽出した、ニオイ物質の吸着性能が高く分子量の大きい「高重合ポリフェノール」を多く含む独自の「ウーロン茶エキス」、肌の乾燥、べたつきを抑制する「イノシトール」、加齢とともに変化する肌にはじけるようなハリを与える「アセチルヘキサペプチド-8」も配合。高機能なメンズケアアイテムとなっている。

香調は、サントリーが世界で初めて開発した青いバラ「blue rose APPLAUSE(アプローズ)」の香りを再現した爽やかで軽やかな「Fresh」、清潔感のあるフローラルをベースとした「Original」、深みを感じる「Classic」といったライフスタイルに合わせて選べる3種を用意する。

発表会において登壇した岡部高子美容事業部長は、体の内面、外見(肌)、人と社会とのつながりの質と量の低下といった三つの悩みが影響しあい、ミドル・シニアが年齢を重ねるにつれ自己肯定感に悩みを感じていることを説明。特に最近ではウェブ会議の普及により自身の肌を見る機会が増えたことによる外見への悩みなどミドル・シニア男性の心に大きな負があると分析。そうした気持ちに寄り添うブランドとして「VARON」を開発したことを明らかにした。

岡部美容事業部長は、「ミドルからシニアの方までの気持ちに寄り添った大人の男性向けオールインワンスキンケア市場をサントリーが創造していきたい」と意気込みを語った。

イベントでは、ゲストとしてタレントの森脇健児、勝俣州和、おのののかが登壇しトークセッションを展開。自身やパートナーの肌悩み、VARONを使用した感想をユーモアを交えて披露し、会場を沸かせた。

月刊『国際商業』2022年05月号掲載