資生堂は、世界85の国・地域で展開している「SHISEIDO」のサンケアを通じ、〝Respect for Oceans〟をテーマに、ビーチクリーン活動などをグローバルで実施する「SHISEIDO BLUE PROJECT(シセイドウ ブルー プロジェクト)」を開始する。

 

「SHISEIDO」のサンケアを通じ、①世界的なサーフィンの団体「WSL(世界プロサーフィン連盟)」②WSLが運営する、海洋保護の推進や啓発活動、実践に取り組む環境保全団体「WSL PURE」③トッププロサーファー五十嵐カノアのそれぞれとの協働により、プロジェクトを実行する。

その第一弾として、10月3~13日にフランス・ランドにて行われる世界最高峰のサーフィン大会「チャンピオンシップツアー」の男子大会「クイックシルバー・プロ・フランス」、女子大会「ロキシー・プロ・フランス」へ協賛するとともに、「SHISEIDO」のブースを設置し、サンケアおよびアフターケアの提案を行う。

また、大会期間に予定されているWSL PUREが実施するビーチクリーン活動や砂浜付近での植樹活動をサポートする。

資生堂では、プロジェクトの実施に当たり9月5日に会見を実施。プロジェクトアンバサダーにプロサーファーの五十嵐カノア選手を起用することを明らかにした。

冒頭に登壇したSHISEIDOブランドユニットの行定良太副チーフブランドオフィサーは「新たに企業ミッションとして掲げた〝BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD〟のもと、サステナブルな社会の実現に向けた提案の一つとしてSHISEIDO BLUE PROJECTに取り組んでいく」と意気込みを語った。

続いてSHISEIDOブランドユニットサステナブルソリューションズグループの大山志保里グループマネージャーは「環境に関する重点活動テーマに設定しているプロテクトビューティに取り組むうえでアウトドアレジャーに親しむアクティブなライフスタイルを送る生活者をコアターゲットとするサンケアこそがこのミッションを遂行する最もふさわしいカテゴリーと考えた」と、今回のプロジェクト実施に至った背景を説明した。

イベント後半には、アンバサダーに就任した五十嵐選手も登場し、トークセッションを展開。「美しい海を守るためには世界中の人からのサポートが必要。このプロジェクトを通じて、みんなで一緒に海を守ろうというメッセージを伝えていきたい」と述べた。