電話注文とインスタグラムでお客との関係性を深める
百貨店らしい人の温かみが感じられる施策で化粧品の回復を目指す。コロナ禍で売り上げの約5割を占めていたインバウンドが消滅。大きな打撃を被った松屋銀座は、顧客との新しいコミュニケーションの取り方を模索。2020年9月に電話注文とインスタグラムを同時にスタートすることで訪日外国人に代わり日本人客の取り込みに成功している。
思わぬ成果が現れたのが電話注文だ。昨年、第1回目の緊急事態宣言下での休業中に外商の顧客から化粧品を買いたいという要望が電話で上がってきた。これに応えるために受注した商品を梱包して発送したのが電話注文を始めたきっかけとなった。
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