サロンの活用とCRMでブランドとのエンゲージメントを高める

顧客(なじみ客)との関係性を再構築する。日本橋三越本店で化粧品を購入する人の約7割がMIカードのカードホルダーだ。50代、60代が中心顧客層で日本橋三越本店ファンが大半を占める。その人たちに対して、百貨店の化粧品販売の原点である人と人とのつながりを深めることを愚直に守り抜く。それが日本橋三越本店の化粧品戦略の根幹となっている。

「当店のお客さまは長年ご愛顧いただいている年配の方が多いが、やはりコロナ禍でご自身の安全のことを考えてお店から足が遠のいた方も少なからずいらっしゃいました。今年1年は、元々のカードホルダーのお客さまと、もう一度、関係性を深め直すということが一番大事なことだと思っています」(諏訪佑太郎三越伊勢丹化粧品グループ化粧品営業部日本橋化粧品スーパーバイザー)


化粧品を購入する人の約7割がカードホルダー

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