マツモトキヨシホールディングスは5月28日、従業員に対し緊急生活支援貸付制度を導入すると発表した。同制度は、無利息で最大20万円まで融資するというもので、6月1日から導入する。同社は、新型コロナウイルスの感染拡大で雇用や収入に影響を受けた従業員家族がいることから、福利厚生の一環として同制度の導入を決断した。
対象者はグループに籍を置く全従業員で、派遣契約、試用期間中のスタッフは除く。申込条件は、災害、疾病およびその他の私生活環境の変化により、通常生活において何らかの影響を受け、緊急の貸し付けを必要とする場合などとした。返済方法は、給与天引きによる毎月定額となる。
また同社は、このほかの従業員支援として、FCを除く全従業員に緊急事態宣言発出期間中の4月と5月に特別手当を支給した。