■化粧品業界もESGの重要性を認識し始めている
環境(E)や社会問題(S)、企業統治(G)への取り組みを評価して投資先を選ぶESG投資が広がりをみせるなか、化粧品・日用品業界でもESGを経営に組み入れる企業が増えている。
花王は2018年7月に(澤田道隆)社長直轄のESG専門部を発足し、今後開発するすべての新製品に環境保全などの視点も盛り込むことを発表。資生堂は19年1月に、新たに社会価値創造本部を設立。その部内に、環境活動を管轄する「サステナブル環境室」、女性活躍推進、ジェンダー啓発活動、アピアランスケア機能を管轄する「ダイバーシティ&インクルージョン室」、企業文化を管轄する「アート&ヘリテージ室」を設置し、社会的価値指標をロングタームインセンティブへ組み入れを検討。ESG経営への進化が加速している。
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