■消費者が中心となりエシカル消費を普及
「あなたの消費が世界の未来を変える」。これは消費者庁が進めるエシカル消費の普及・啓発活動のキャッチフレーズだ。消費者が商品を選択するときの基準は、価格、安全・安心、品質が一般的。それに加えて「何かにいい」「何かのためになる」という倫理的な観点から消費を行うこと、それがエシカル消費の考え方である。具体的には、フェアトレード、オーガニックを始め、被災地の特産品を買う、地産地消、障害者支援につながる商品を選ぶ、動物への配慮や森や水産物などの認証ラベルのものなどさまざま。つまりエシカル消費は、「人への配慮」「社会への配慮」「環境への配慮」「地球への配慮」「動物への配慮」などの観点に立ち、何を買うか考えるときの尺度となっている。
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