小林製薬は2019年1月10日・11日の両日、2019年春の新製品内覧会・お披露目会を小売りや卸などの主力取引先向けに都内で開催した。新製品は従来よりも絞り10品だけを投入し、初年度売上高18億円を目指す。売り上げを着実にあげるために顧客ターゲットをより明確にした新製品の育成と販促に力を入れていく方針だ。
今回の発表会では、新製品コーナーのほかにも郊外型・SM型・都市型などの店舗の立地ごとの関連販売を実施。訪日外国人向けにはインバウンド売れ筋ランキング、中国人向けの販促政策など多岐にわたる提案で小売りの販売促進に役立つ企画を揃えた。
2019年春の販促強化商品では、口腔衛生用品「生葉45°磨きブラシ」、芳香消臭剤「Sawaday 香るStick アロマキャンドル」、洗浄・家庭用品「ブルーレット50周年の新製品」の3つ。特に50周年を迎えるトイレ用のブルーレットはトイレに貼るタイプの「ブルーレット デコラル」「ブルーレットかんたんスタンピー」が大きく伸長。今春のリニューアル新製品では除菌効果を付加した「ブルーレットかんたんスタンピー 除菌効果プラス」「ブルーレットデコラル 除菌効果プラス」が登場。トイレの汚れ付着防止と、除菌効果の黒ズミ発生を抑える効果で水際をきれいに保つ。3月からウェブ、テレビCMを投入して大々的に打ち出していく構えだ。