ポーラ・オルビスホールディングスは、グループ理念を先導し、変化し続ける次世代リーダー創出を目的とした育成体系を18年度から刷新した。すでに 3 月から各研修プログラムがスタートしている。

多彩なブランドを支える、個性あるリーダーの創出を目的に、05 年よりプログラムを 導入。現在は、20-30 代の若手層、30-40 代のミドル層、40 代の執行役員層の三つの対象に対し、約 1 年をかけた能力開発のためのプログラムを実施している。

 

主な刷新ポイント

●ミドル層向けは「経営幹部養成講座」から『ビジネス変革塾』へと名称を変更

各ブランドのビジネスを時代に合わせて変革していくリーダーとしての成長を目的とし、研修内容も変化を組織に巻き起こすための個人と事業両者の変革を狙いと設定した。役員層も参加し、事業の変革を議論し、組織を挙げて実行していく内容へ 変更している。

●執行役員層は「コーチングプログラム」から「組織変革コーチング」へと名称を変更

役員個人としての成長以上に、変化に立ち向かう組織風土を幹部として醸成していくこ とを目的とし、ステークホルダーを巻き込む影響力向上にフォーカスしていく。

●昨年度より導入したグループFA制度も継続し、意欲ある人材がグループ内の多様な経験にチャレンジできる機会も引き続き提供

消費行動の変化が著しい現代において、感受性を開き変化し続ける組織風土を醸成するために、次世代のリーダーを介し、改革を促進することで皿なるグループの成長へ寄与していく。