ポーラ美術振興財団は、前後期に分けて「ポーラ ミュージアム アネックス展2018」をポーラ ミュージアム アネックス(東京都中央区銀座1丁目)で開催する。

過去にポーラ美術振興財団での若手芸術家の在外研修に対する助成において、採択したアーティストの作品を展示。ポーラ美術館の木島俊介館長の監修のもと、前期、後期と合わせて8人のアーティストの作品を紹介する。前期となる2月23日~3月18日までの展示では、「無明と可視」がテーマとなっている。

前期展では、堀川すなお氏、牧田愛氏、松橋萌氏、岡田杏里氏の4人の作品が展示される。また、これら4人の作家は東京国際フォーラムで開催される「アートフェア東京2018」にも出品を予定している。

このような、ポーラミュージアムアネックスでの発表をきっかけに、今後の活動に活かしてもらう狙いがある。ポーラ美術振興財団は、これからも美術分野などの若手芸術家および美術の専門職員に対する助成活動を行い、主に美術分野における研究活動テーマを広く一般から募集。有識者で構成される選考委員により、採択・助成を行うことで、日本文化の向上、発展に寄与していく考えだ。