潜在需要の見える化で内外美容を訴求する

ファンケルが、老化細胞研究を次の成長戦略の中核に据えた。5月19日、同社は機能性表示食品「ウェルエイジ プレミアム」の新CM発表会を開き、老化研究への取り組みと今後の事業展開を説明した。身体の内側から働きかけるサプリメント、肌(外側)を健やかに保つ化粧品を組み合わせた内外美容の事業モデル確立に挑むことになる。

その可能性を示唆するのが、26年3月に始めた「FANCL SKIN PATCH」である。頬に専用テープを貼って肌表面の角層を採取し、角層の形や大きさ、美しさに関わるタンパク質をAIで解析するカウンセリングサービスである。現在の肌状態に加え、将来起こりうる肌トラブルのリスクを可視化し、スキンケアや栄養、生活習慣の提案につなげる。体験者はすでに3万人を超えた。そこで明らかになったのは、生活者が自覚している肌悩みと、診断によって示される将来リスクとの間にギャップがあるという事実だった。

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