新日本製薬は、独自コラーゲンの研究を進める中で、世界初(※1)の「浸透VCコラーゲン」「ムラサキ発酵コラーゲン」および特許取得の「集中保湿コラーゲン」「クリアプラセンタコラーゲン」の4種全てにおいて、新たに表皮細胞を収縮させる作用があることを発見した。同研究により、これら4種が毛穴目立ちの改善に新たなアプローチをもたらす可能性が示された。同社は得られた知見を生かし、機能性を最大限に引き出した商品開発を進めていくとしている。
「浸透VCコラーゲン」はビタミンCとコラーゲンを結合させた世界初(※2)の独自コラーゲン。コラーゲンが持つ保湿作用に加えて、ビタミンCが持つ抗酸化作用とコラーゲン産生促進作用があることを確認し、特許を取得している。
「ムラサキ発酵コラーゲン」は薬用植物のムラサキの花から採取した乳酸菌でコラーゲンを発酵させた世界初(※3)の独自コラーゲン。未発酵のコラーゲンと比較してアミノ酸量が豊富であること、またヒアルロン酸の産生効果が高まることを確認している。
「集中保湿コラーゲン」はイオンバランスの乱れによって生じる肌の乾燥に対し、集中的に保湿し続ける独自コラーゲン。内包成分(※4)と薬用植物の甘草の根から抽出したカンゾウフラボノイドの組み合わせで肌バリア機能などの向上、また、内包成分と薬用植物のムラサキの根から抽出したシコンエキスの組み合わせで保湿効果の向上を確認し、特許を取得している。
「クリアプラセンタコラーゲン」は一般的なプラセンタエキスと比較して約9倍(※5)のコラーゲンを含有する独自コラーゲン。線維芽細胞増殖作用があることを確認し、特許を取得している。
肌悩みの一つである毛穴目立ちには、開き毛穴やたるみ毛穴、黒ずみ毛穴などがある。年齢や肌質を問わず多くの人が抱える悩みだ。中でも開き毛穴は、皮脂分泌や角栓の影響に加え、毛穴周辺の表皮が深部まで肥厚・伸長することで、毛穴構造がすり鉢状に変化すると考えられている。その結果、光が当たると影が生じやすくなり、毛穴が目立って見えるようになる。この毛穴目立ちは、表皮細胞の収縮によって解消される可能性が示唆されている。
同社はこれまで、肌の大部分を占めるコラーゲンがアンチエイジングにおいて重要と考え、皮膚の弾力や保湿に関わる独自コラーゲンの研究開発に積極的に取り組んできた。今回、独自コラーゲンが表皮細胞に働きかけることで、開き毛穴の改善が期待できると考え、有効性の検証に着手した。
ヒト表皮角化細胞(以下、NHEK)に独自コラーゲンの「浸透VCコラーゲン」「ムラサキ発酵コラーゲン」「集中保湿コラーゲン」「クリアプラセンタコラーゲン」を単独添加し検証した結果、NHEKの収縮力を促進させ、さらにNHEKの細胞骨格自体を収縮させる効果があることを確認した。同研究の結果から、4種の独自コラーゲンによりNHEKが収縮し、毛穴周辺の表皮構造が整うことで凹凸が減り、毛穴目立ちの改善が期待される。
研究1.NHEKの収縮力を促進する効果を確認
コラーゲンゲル(以下、ゲル)上にNHEKを培養しゲルを剥離した後、独自コラーゲンの「浸透VCコラーゲン」「ムラサキ発酵コラーゲン」「集中保湿コラーゲン」「クリアプラセンタコラーゲン」をそれぞれ培地に単独で添加。7日後にゲルのサイズを評価し、未添加の場合と比較した結果、いずれの独自コラーゲンにおいても、サイズが縮小し、収縮力を促進することを確認した。
研究2.NHEKの細胞骨格自体を収縮させる効果を確認
NHEKに対し、独自コラーゲンの「浸透VCコラーゲン」「ムラサキ発酵コラーゲン」「集中保湿コラーゲン」「クリアプラセンタコラーゲン」をそれぞれ単独で添加。アクチン染色を使って細胞骨格のサイズを評価し、未添加の場合と比較した結果、いずれの独自コラーゲンにおいても、NHEKの細胞骨格自体を収縮させることを確認した。
※1 浸透VCコラーゲン:サクシノイル加水分解コラーゲンアスコルビルリン酸Na(保湿成分)を世界で初めて新日本製薬が化粧品原料として登録。新日本製薬調べ、
ムラサキ発酵コラーゲン:乳酸桿菌/加水分解コラーゲン発酵液(保湿成分)を世界で初めて新日本製薬が化粧品原料として登録。新日本製薬調べ
※2 サクシノイル加水分解コラーゲンアスコルビルリン酸Na(保湿成分)を世界で初めて新日本製薬が化粧品原料として登録。新日本製薬調べ
※3 乳酸桿菌/加水分解コラーゲン発酵液(保湿成分)を世界で初めて新日本製薬が化粧品原料として登録。新日本製薬調べ
※4 カプセルなどに含有されている成分。集中保湿コラーゲンは、ヒドロキシプロリンおよびアセチルヒドロキシプロリンをカプセル化している
※5 自社にて細胞を用いた評価を実施

























