創業者の思いに触れるアーカイブ展示を実施
発表会は3部制で行われた。1部の商品発表が終わった後、第2部のスペシャルトークショーがスタート。放送作家・美ST専属美容家見習いの勝木友香氏、ウェルネスプロデューサー・NPO法人 日本ホリスティックビューティ協会代表理事の岸紅子氏、ハリウッド コスメティックカレッジ校長の山口隆子氏の3人がザ ハリウッドの商品力や美容と健康に関する意識などについて語り合った。

放送作家・美ST専属美容家見習いの勝木友香氏(左)、ウェルネスプロデューサー・NPO法人 日本ホリスティックビューティ協会代表理事の岸紅子氏(中)、ハリウッド コスメティックカレッジ校長の山口隆子氏(右)によるトークショー
そして第3部のスペシャルライブでは、サプライズゲストとして歌手の一青窈が登場。一青の愛読書はメイ・ウシヤマの著書であり、自身の結婚式に創業者夫妻の着物を借りて着用するなど、ハリウッドと縁が深い。代表曲「ハナミズキ」の歌詞を一部変更し、「ハリウッドが100年、1000年続きますように」とハリウッドに捧げる歌を披露した。
閉会後はハリウッド100年の歩みをまとめたアーカイブ展示を行った。牛山清人は米国で映画俳優を目指したが、撮影所でメイクの仕事に携わり、化粧品の道に進んだ。アーカイブ展示では、牛山清人が使ったメイクボックスを公開した。一方、美容師として東京で働いたメイ・ウシヤマは、そのセンスが女性たちから支持され、ラジオ・テレビ放送に出演。セールスやPRに関わり、また健康に良い食事の開発を行うなど多方面で活躍した。メイ・ウシヤマの書籍が展示され、来場者の注目を集めた。また過去に発売していた商品など、100周年を記念する品々を多数展示した。
ハリウッドが100周年記念新商品発表会を開催したのは、創業時から続ける「美容と健康を通じて世界中に笑顔を届け、社会に還元する」という企業理念を改めて強く再認識し、次の100年に臨むためだ。同社の歩みが止まることはない。★
月刊『国際商業』2025年12月号掲載
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