保育士を雇い託児所を設置
2024年11月、愛知の知多半島で行われた美容イベント「ビューティーファミリーフェス Vol.2」に、約1300人が押し掛けた。仕掛け人は、半田市の化粧品専門店「コスメティック緑」(企業名:MAHALO)の阿知波裕己社長。子育て最優先の女性に美容を楽しむ機会を与え、新規客を掘り起こすのがイベント開催の狙いだ。23年に自店で実施したフェスVol.1には約300人が来場。24年は異業種企業を巻き込んでスケールアップし、一段と多くの新客に出会った。
コスメティック緑の創業は1954年で、顧客は10〜90代と幅広く、親子3世代の利用もある典型的な地域密着型の路面店だ。現在32歳の阿知波社長は美容ディーラーの営業を経て、約10年前に家業に戻った。経営は火の車で廃業寸前。顧客起点の接客や売り場づくりを徹底し再建に導いた。そして21年1月21日には売り場を2倍に増床した新店舗に移った。
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