知名度が高まりお店が観光地化
埼玉県さいたま市のパーミンダイゴウ(企業名:ダイゴウ)は、人気ユーチューバー「鈴木店長」を擁し、知名度は全国区。憧れの鈴木店長に会いたいと遠方からもお客が訪れ、その期待に応える確かな接客力が成長の原動力になっている。店舗はJR北浦和駅から徒歩10分にある本店のみだが、2024年度の売上高は前年比127%。コロナ前の19年比では171%の実績を上げている。28年に売上高2億円を目指すと公表するなど、力強い成長曲線を描いている。
鈴木店長は、同社の大郷徳子社長のいとこ。実際に店頭で働いているなか、コロナ禍の打開策として始めたのがユーチューブチャンネル「鈴木店長の美容チャンネル」だ。開設から6年目を迎え、登録者数は3万9000人、投稿した動画の本数は900に迫る。立ち上げ期には毎日投稿で急成長を遂げていたが、現在は企画チームを組織して役割を明確化。蓄積したデータから「伸びるコンテンツ」の傾向を分析し、商品やブランドを厳選した週2回の投稿へと移行している。季節ごとに新たな商品が登場する中、あえて月8本の動画に絞り込むことで、より質の高い動画となり、急成長期を過ぎても安定した支持を得られている。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。
- 1
- 2