花王は、東急不動産、東急バス、ゆあそび(小杉湯原宿)、WITH HARAJUKU、渋谷マークシティ、後援する渋谷区、原宿竹下通り商店会、原宿表参道欅会とともに、「原宿避暑地化実行委員会」として「原宿-3℃はじめました。プロジェクト」を2025年7月17日〜8月3日にかけて展開。その発足式を7月17日にWITH HARAJUKUにて開催した。
発足式では、花王ヘルスビューティケア事業部門商品事業開発センターの高鍋英信センター長が挨拶に立ち、近年の猛暑に対応する花王の取り組みや商品の展開を伝えた。
「今夏、原宿に訪れる方が少しでも涼しく過ごしていただけるよう、複数の企業・行政・地域団体のみなさんと連携し原宿の街を盛り上げていきたい」(高鍋センター長)
また、プロジェクトのイメージキャラクターであるアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅも駆けつけ、トークショーを実施。自身の〝涼〟をとる工夫などを語った。
同プロジェクトでは「原宿-3℃はじめました。」を合言葉に、酷暑の中、原宿に遊びに来る人に対し、施設やお店それぞれの方法で涼のおもてなしを50以上展開する。
主催する花王は、移動時にも〝涼〟体験をしてもらうため、期間限定で「謎解きバス」を運行。バス内では炭酸配合の冷感ジェルパックや、冷却シートなどを試しながらクイズに挑戦する企画を実施。クイズの正解者には冷却シートを贈呈した。
また、竹下通りのさまざまな場所で〝涼〟体験を楽しめる演出も展開した。人気いちご飴専門店「Strawberry Fetish本店」で日中の暑い12時から列をなして待機しているお客に対して、花王の暑熱対策商品である冷却シート「ビオレ冷タオル」を提供するほか、「WEGO 1.3.5…原宿店」の試着室で汗ふきシート「ビオレ冷シート」の設置(個数限定)や、人気店「CANDY A GOGO!」と「GO☆GO☆CAFE!」において、ビオレUVとコラボし涼を感じられるオリジナルメニューを展開した。
そのほか、夏でも子どもたちが元気に身体を動かせるよう、外出時に気を付けたいポイントや快適な過ごし方の工夫を、花王社員が紹介する授業を開催。実際に冷却シートを使用しながら、〝首元をひんやり快適にする〟体験型プログラムを通じて、7月14日には渋谷区立神宮前小学校において、7月17日に渋谷区立外苑前中学校において、子どもたちが夏休みの外遊びなどにおいて自ら実践できるような知識の習得を促した。今後も本啓発活動を継続的に実施し、子どもたちの健やかな暮らしと暑熱対策意識向上に貢献していく考えだ。★
月刊『国際商業』2025年09月号掲載