酷暑化する日本の夏に対して、化粧品の進化が目覚ましい。「冷たく感じる(=冷感)」という訴求は、かつてボディシートなどの〝スーッとする清涼感〟が中心であった。しかし冷感グッズの使用が日常化・長期化する中、ただ肌にスーッとした感覚があるだけでなく、より肌や心への優しさ、リラックス感、使用後の心地よさといった機能性も求められるように変化。それに伴い、香りや質感、肌効果を組み合わせた多様なアイテムがそろい、一つのカテゴリーとして確かな存在感を放っている。

4月9、10日に開催されたコスメキッチンの展示会「SUMMER EXHIBITION 2025」でも、こうした冷感アイテムの存在が際立っていた。ナチュラルオーガニックをコンセプトとしながらも、多種多様なアプローチで「冷感」カテゴリーに参入しているのだ。

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