睡眠サポート食品のパイオニア味の素社「グリナ」の挑戦

人間の活動に欠かせない睡眠。外出自粛による運動不足やテレワークの推進による新たなストレスの出現など、コロナ禍で「不眠」の症状に悩まされる人も増えている。

厚生労働省の発表によれば、日本では20歳以上の男女のうち約22%が「睡眠全体の質に満足できない」、35%が「日中に眠気を感じる」とう悩みをかかえている。そうした中、富士経済の健康志向食品市場調査によれば「ストレス緩和・睡眠サポート」市場は2020年が161億円、21年見込みが281億円とそれぞれ前年比で154.8%、174.5%に伸長。コロナ禍による生活習慣の変化や体調の変化が自らの生活を見つめなおすきっかけともなり、睡眠に対する意識そのものが向上している状況ともいえる。

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