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大人女性の髪の悩みに寄り添うヘアケアを発売

――中野製薬の2024年の状況を教えてください。

中野 24年においては、ヘアカラーとスタイリングカテゴリーが売り上げをけん引し、2年連続で過去最高の業績を更新しました。また、4月には新草津工場(滋賀県草津市)が本格的に稼働を開始しました。化粧品の製造・品質管理の国際規格「ISO22716(化粧品GMP)」を取得することができ、より多様かつ多くの需要に対応することができるようになりました。その一方で、市場に目を移すと、25年に入り、市場環境が少しずつ変化してきていると感じます。物価の高騰により消費者が消費に対してよりシビアに考えるようになったことも影響し、美容業界全体の成長が少し鈍化し始めています。例えば、これまで2カ月に1度サロンに通っていたお客さまの来店サイクルが2カ月半、3カ月と徐々に延びたり、予算の兼ね合いから利用するメニューを制限されたりすることで、顧客単価が下がってきている傾向があります。コロナ禍後の需要増が一巡し、市場は新しい局面に入ったのだと思いますが、そんな今だからこそ、過去の業績に甘んじず、挑戦を続ける必要があると考えています。新草津工場の完成により、攻勢の準備はすでに整っていますので、あとはアクセルを踏むだけです。

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