――中野製薬の2022年の状況を教えてください。
中野 22年も新型コロナウイルスの社会への影響が継続されましたが、9月以降はその波も落ち着きを見せ、業界全体の景気もコロナ禍以前を上回り、明るい兆しが見えた一年でした。おかげさまで弊社としてもよい業績を残すことができました。カテゴリでは継続して注力しているヘアカラーが好調。主力ブランド「キャラデコ」が高発色でありながらコストパフォーマンスに優れていることが認められ、いまや中野製薬の代名詞となるまで認知を拡げています。以前より、次世代の美容師育成に貢献する観点から、若手美容師さまと協働で製品開発を進めていますが、これも時流を捉えた要因のひとつだと思います。また、スタイリングカテゴリにおいても、外出機会の増加に加え、近年のメンズパーマの盛り上がりにともなってメンズスタイリングブランド「モデニカ」が大ヒット。男性のパーマスタイルに使用した際の仕上がりが若い世代の方を中心に好評で、美容師さまがSNS等で発信してくださったことで話題が急速に広がり、同ブランドは前年比で大幅に伸長しました。
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