大手小売業の多くは、脱炭素社会の実現に貢献するために「Scope3(スコープ3)」の目標数値を掲げている。サプライチェーン(原料調達・製造・物流・販売・廃棄など一連の流れ)で発生する二酸化炭素などの量は、スコープ1(自社の直接排出量)、スコープ2(自社のエネルギー起源間接排出量)、スコープ3(その他間接排出量)で構成されている。自社の外で生まれるスコープ3までを把握・管理し、削減に取り組むことが求められている。小売業がスコープ3の目標をクリアするには、メーカーなどの取引先と協業することが必須である。それを念頭に化粧品・日用品業界は事業活動を進めなければならない。★
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