コストと戦いながら化粧品の魅力を磨く
コーセーは、ナチュラル・ビューティー市場攻略に本腰を入れている。それは「BLUE戦略」と呼ばれ、第一弾商品として2025年5月16日に「雪肌精BLUE」と「プレディアBLUE」という二つの新シリーズが登場する。コーセークリーンブランド事業室の塩島瞳ブランドマネージャーは「環境意識は米国が突出して高い。その影響はASEANに波及し、いずれは日本を含む東アジアに届く」と指摘。同社はアジアがけん引する形で、グローバルのナチュラルスキンケア市場が28年までに約2倍に拡大すると見込んでおり、競合に先んじて日本発のブランド価値を国内外に訴求する考えだ。
BLUE戦略の要は雪肌精である。1985年誕生のコーセーを代表するスキンケアブランドで、日本ではドラッグストアやGMSなどに幅広く売り場を設け、海外では14の国・地域に展開中。販売量、認知度ともにBLUE戦略の象徴的存在と言える。だからこそ、雪肌精BLUEの環境配慮は行き届いている。
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