ファミリーマートは韓国発メイクアップブランド「hince(ヒンス)」の姉妹ブランド「hana by hince(ハナバイヒンス)」(全23品)を3月14日から全国発売する。コンビニ業界で韓国コスメの専売品を取り扱うのは、23年3月発売の「&nd by rom&nd(アンド バイ ロムアンド)」を販売するローソン、24年5月から「CLIO(クリオ)」の姉妹ブランド「twinkle pop by. CLIO(トゥインクルポップ バイ クリオ)」を提供するセブン-イレブンに次いで3社目。ファミマは先行2社と差別化を図り、韓国コスメを好む若年層を果たして取り込めるだろうか。
ファミマは、カネボウ化粧品のメイクブランド「media(メディア)」のミニサイズを独占販売している。しかし、メイク化粧品の購入者は30〜50代が70%で、10〜20代は10%に過ぎず、メイクで若年層を取り込めないのは積年の課題であったという。同社の島田奈奈執行役員(商品本部長)は「この課題への一手として、若年層に人気が高い韓国コスメの導入を2年前から検討していた。ヒンスとの取り組みを決めたのは約1年半前。結果として、後発になってしまったが、ヒンスと姉妹ブランドを開発できたことは良かったと思っている」と説明する。
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