全国理容生活衛生同業組合連合会(全理連)は2024年11月14日、東京・代々木の全理連ビルにおいて第6回理事会を開催。7項目の報告事項について事務局が報告し、16項目の協議事項について議論した。

報告事項では、世界理容美容機構(OMC)主催のもと、2024年10月12〜14日の3日間、フランス・パリ市の国際見本市会場「ボルト・ドゥ・ヴェルサイユ」で開催された2024パリ世界大会の結果を報告。理容日本代表チームは、シニア部門団体戦のクラシックカテゴリー、バーバーカテゴリーで銀メダルを獲得、個人では6名の日本人選手が出場し、シニア・スキンフェードカットで平野彩敏選手が金メダルを獲得した。同大会の出場団体数は約40の国および地域で、出場選手数(理容美容・モデル含む延べ数)は約1100名だった。

協議事項の「令和7年度予算の基本方針について」の項目に関し、大森利夫理事長が口頭で連合会費は必要と、就任以来一貫した認識を示し、「できる限り支出を省きながら、費用対効果を検証し、推進してきた。来年度も同じ方向で据え置いて、進めていきたい」との方針を示した。

月刊『国際商業』2025年01月号掲載